いそっぷ物語
ぼくときみがであったのは
あるはれたひるさがり
いまへつづくさかみち

ぼくはきみのうたをきいて
あるひとつのものがたり
いまはじまったといった

そのうたはぼくのため
このうたはきみのため
ふたりはずっといっしょです

あるひきみはいいました
あのこにもうらぎられ
もうだれもしんじられない
きみはぼくのてをとって
すこしなみだをうかべて
そのあとすこしわらいました

そうきみはぼくのため
そうぼくはきみのため
おたがいしんじていよう

ふたりはずっといっしよです


l<< >>l >ll
stop back next open