紫陽花

一人歩きする時間は
僕を待ってはくれない

次も色を変えるその花は
今年も咲き乱れた

変わらぬものなど何一つない
ならばせめて変わらぬ愛を君に

移り変わる季節に君を探す
いつか土に還るのだとしても

赤い空はいつしか青へ
雨はやがて虹に変わる

終わらぬものなど何一つない
ならばせめて永遠の愛を君に

永遠の愛を君に