「終」

本当に只泣きたくて
まるで造りものみたいに
「笑っていたんだ」

いくら待ち焦がれようとも
喜ばしいこと等一つもない
「届かない心」

天井を見上げて
その先が絶望であることを知った
「空は儚い」

意味があることに意味はない
感情は殺さなければならない
「涙の通り道」

「終幕は春より先に訪れる」