天が下


こんなに空の高い朝には
君の言葉を思い出す
いつからかもう僕は歩き始めている
君がいないこの世界を

こんなに星の多い夜には
君の笑顔を思い出す
いつからかもう時は動き始めている
君といた夏を残して

眩しい太陽はあの日と変わらぬ輝きで

いつからかもう僕は気付き始めている
孤独は僕を奪い去り
抜け殻を君に捧げた
君の愛だけを残して

君のいないこの場所で