あなたの背中を見送った後
どんどん景色が霞んできて
目を閉じるしかなくて
あたりは真っ暗になりました

頬を伝わる冷たい雫
どんどんどんどん落ちてきて
ハンカチもなかったの
コートの袖で拭いました

さよならの4文字は
花火みたいに胸に響いて

はじめに色をつけたのは誰
こんなに儚げで透明で
濁ってなんていないよ


涙 涙 涙…

いつか枯れるというけれど
永遠なんてないのかな
どんどん溢れて流れゆく
それでも明日を信じています


ありがとうさえ言えなかった

あなたの顔も滲んでいたから


l<< >>l >ll
stop back next open